私が住んでいるマンションの裏には神社があって
窓から神社の木々がよく見える。
友達が遊びに来たとき、その木々を見て
「あの木に神様がいるよ」と言って一番大きな木を
ずーっと見てた。白い着物を来た女の人だって。
彼女には、それが神社の木とは話していない。
「戦争も、じゅうたん爆撃も、街中が焦土と化したのも
人が大勢死んだのも、ずっと見てたのかな?」と
私たちは木の神様に語りかけた。
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ノブちゃんの神様
神社の木に宿る
白い衣服に包まれた小さな神様
畏敬の念が
祈りの言霊となり
口をつく
まだ見ぬ大地を踏む前に
現代人がもてあます感情の呪縛を
解き放とう
過ぎ去った過去の記憶が
高密度の土地に記録され
私達の意識に照り返される
そうして繰り返される歴史は
神様の思い出になり
木が少しだけ大きくなる