日本でもついにIndymedia(IMC: Independent Media Center)
が開設された。
本拠地のシアトルには、ちょうどIMCが開設された当時から
住んでいた。WTO会議で、警察が平和にデモ活動を行う人
たちにむかって行った暴力行為や違法逮捕の様子を、
IMCが克明に報道したおかげで、実際に何が起こったのかを
世界中の人が知ることができた。
CNNはもとより、地元のテレビ局の報道を観ても
暴動を起こした10数人のフーリガンのみに焦点を当てて
世界中から集まったデモ参加者にはほとんど
インタビューをしていなかった。IMCは、個人発信の
メディアとして問題もあるかもしれないが、それよりも
大きな可能性を秘めていると思う。
シアトルIMCの取材記事↓
HotWired Japan -- Matrix vol.0028 --
IndyMedia Japanのサイト、何ヶ月か前に日本でも準備してるという話をどこかで聞いてました。これは日本にも今必要なことだからうまく続いて欲しいです。
Reporters Without Bordersのthe first worldwide press freedom indexによると日本は28位です。アメリカ17位、イギリス22位だけど、南アフリカの26位よりも下という評価でした。海外から見てもそう見えるのは、メディアのコントロール機構ができてしまってることが明らかだからだろうと思う。
http://www.rsf.org/article.php3?id_article=4116
HotWiredの記事、それぞれのインディペンダントメディアの方法論の違いがうまく浮き彫りになっていて、とてもバランスが取れてますね。さすがです。
Hotwired Japanの江坂編集長に聞いてみたら、すでに数カ月前から立ち上がっていたそうです。でも、本格始動は最近みたいですよー。Creative Commonsなどのライセンス方針をいま考えている最中です。向こうのIndymediaの記事も翻訳するというから、気合い入ってます。
Indymedia japanあくびさんを迎えてのロージナ茶会では、果たして日本に根付くのかという話もありましたが、湘南メディアなど、地域を中心とした市民メディアもけっこう立ち上がっているので、横のつながりを強化することでうまく行く可能性あると思います。
Posted by: hiroberg at September 18, 2003 02:49 PMFrom gt:
昨日メディアのモデルそれとなく考えてて、今さらだけどRSSみたいなdescriptionの
大事な意味を再認識したの。大事なのは「集めてくること」と「フィルターすること
(人間はたぶん1日に数百のニュースしか処理できないから)」だと。
今まであるニュースメディアは、それぞれが素材を集めてきてフィルターして数百に
絞ってニュースにして集中的に流してた。でも、RSSリーダーのようなアプリケーシ
ョンを受け手が自分で持っていれば、各地の各サイトにバラバラに散らばってるニュ
ースでも「自分の基準で」手元に集めてフィルターして読むことができるようになる
、と。それが有効に働くためにはニュース記事それぞれに内容を概説するタグが必要
で、RDFがその役目を果たすのに今のところ一番有効そうだなと思ったの。
あくびさんに聞いてみたら、RSSには対応しているそうです。
Posted by: hiroberg at September 19, 2003 09:42 PMたしかに、調べたらここに集中的にRSSリンクが置いてありました。
http://www.indymedia.org/syndication.php3
でも各地で独立してやっているためか対応状況はいろいろみたいです。JapanはRSSまだみたいですね。たぶん近いうちに対応するの期待したいです。
Posted by: gt at September 20, 2003 01:38 PMあくびさんから聞きました。日本サイトもRDFを出力しているそうです。
http://japan.indymedia.org/features.1-0.rdf
グローバルの分はこちらだそうです。
http://www.indymedia.org/global.1-0.rss
RSSを含めたIMCの開発は
世界中で行われているそうです。
以下、あくびさんのコメント:
いちばんはじめは、オーストラリアの cat@lyst という
グループが「Active」というソフトを組んだところから
はじまっているようです。
http://www.cat.org.au/
http://www.active.org.au/
Active から派生した SF (San Francisco?) Active とか
ActiVe2 (or HyperActive?) とか、いろいろあります。
基本的に、これまでは Active が主流だったようですが、
http://tech.indymedia.org/
いろいろ不便もあるようで他のプログラムも開発されて、
http://docs.indymedia.org/view/Devel/WebHome
に一覧があります。
この一覧を検討した結果、日本語と他の言語を同時に
表示して問題のない Unicode を吐くこと、ほとんど完璧
にプログラムベースでは多国語化されていること、
MySQL + PHP で管理も気楽なこと、などの理由で、日本は
dadaIMC (http://www.dadaimc.org/) を採用しました。
こいつはついでに、自動的に RDF を出力してくれていた
んですね!いまおもえば、なんと正しい選択だったことか。
dadaIMC の開発者の spud さんはアメリカ人だと思いますが、
たとえば スウェーデン IMC (http://se.indymedia.org/) も
dadaIMC をつかっているので、スウェーデン人やノルウェー人
も開発にかかわっています。ユーザがいろいろ不便とかバグを
報告したり議論するメーリングリストがあって、そこでの
やりとりがどんどん開発に反映されるんです。わたしどもが
つくった日本語のメッセージファイルも、dadaIMC のパケジに
収録されています。
おおー、世界中でいろいろ開発されてるんですね。頼もしい。