September 21, 2001

iMac発売日レポート:驚異的な売れ行きに店員も驚愕

[ Macfan ]

レポート:長野弘子

 iMac発売日の8月15日、CompUSAニューヨーク支店のMacコーナーは、いつもとはうって代わって大きな人だかりとなった。デモ用のiMacを見ようと集まった客と取材陣のテレビカメラに囲まれたiMacの前では、子供が無心にゲームプレイをしている。この日、同店舗では午後1時半の時点ですでに60台のiMacが完売し、その後は予約待ちの状態になるという驚異的な売上を達成し、店員も驚いていた。


 訪れる客の多くは子供連れの夫婦、若いカップル、またSOHOオフィスでビジネスを行っている人々だった。iMac購入者の多くが、購入の理由を「デザインの斬新さ、高性能、価格の安さ」と答えており、購入者のほとんどはホームユースやスモールビジネス用に使用するとしている。当日、iMacを購入したSyed Nuruddoha(サイド・ヌルドハ)さんとLisa Sheridan(リサ・シェリダン)さんは、バングラデシュから子供服をアメリカに輸入するというスモールビジネスを行っている。Lisaさんは「iMacは、ビジネス用に使用します。私達は、iMacが発売されるのを首を長くして待っていました。デザインはゴージャスで、しかもプロセッサ速度も速いしイメージを扱うのに便利」と語る。

 また、ニューヨークとロングアイランドに店舗を構える販売店、Datavisionでも、2日間で1000人以上が店舗を訪れ、200台以上あるiMacの在庫はすべて売り切れたという。Datavision広報担当のBruce Robertson氏は「iMacには、パソコンの初回購入者を惹きつける大きな魅力がある。それは、ソニーのようにかっこよくてパワフルだということ。今後もDatavisionでは、積極的にiMacを販売していく予定だ」と語った。

 AppleのSteve Jobs暫定CEOは、今年7月の「MACWORLD Expo/New York」で「価格が高いために買い控えを行っていた1,000万人の消費者市場のユーザーが、iMacの買い手になるだろう」と予測した。iMac発売日の滑り出しの好調さは、Jobs氏の予測がみごと的中したことを証明するものとなった。アナリスト予測によると、第1四半期(10〜12月期)には消費者市場だけで42万5000台のiMacの販売が見込まれている。

 教育市場でも、同四半期に12万5000台のiMacが売れるものと予測されており、教育市場でのシェア復活の兆しも見えてきた。大学ごとにさまざまなインセンティブ・プログラムが用意されており、ダートマス大学では今秋入学する学生にiMacを買うよう推薦状を送っている。また、エール大学でも学生がMacを割引価格で買える制度を提供している。好調の波に再び乗り出したAppleでは、新たなOS戦略とともにiMacがさらなる追い風になることは間違いない。

('98/8/15)

Posted by hiroko at September 21, 2001 01:43 PM | TrackBack
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