April 21, 2003

オープンソースコミュニティを描いたドキュメンタリー映画

4/23/2003
オープンソースコミュニティを描いたドキュメンタリー映画
『REVOLUTION OS』

Press Release from Newsbase

日本語版DVD発売および対訳プロジェクトについて

株式会社ニューズベース(東京・渋谷)は、GNU/Linuxやオープンソースコミュニティを描いたドキュメンタリー映画『REVOLUTION OS』日本語版(DVD-Video)を本年8月に発売いたします。

またDVD発売に先立ち、日経BP社、株式会社パサタの協力を得て、4月23日(予定)より6月末まで、本映画の日本語対訳をオープンソースの精神にのっとり、広く一般から公募するプロジェクトを展開いたします。

『REVOLUTION OS』は、「Linux」と「オープンソースムーブメント」によってマイクロソフトに対抗するハッカー達のインサイドストーリーです。リナックス・オペレーティング・システム(OS)の生みの親ライナス・トーバルズ、GNUプロジェクトとフリーソフトウェア財団(FSF)を立ち上げたリチャード・ストールマン、『伽藍とバザール』の著者エリック・レイモンド、「オープンソースの定義」の中心的起草者ブルース・ペレンズ、「アパッチ」ウェブサーバー・プロジェクトのブライアン・ベーレンドルフ、VAリナックス・システムズ社の創立者ラリー・オーガスティン、ハッカー向けのサイト『スラッシュドット』の設立者ロブ・マルダといったLinuxの誕生から今に至るまでを語るに欠かすことのできないキーマン達へのインタビューを多数収録しています。


DVD発売についての詳細

■タイトル:『REVOLUTION OS』  2001年 米国作品 85分
■監督:J.T.S.ムーア
■形式: DVD-Video
■発売日(予定):2003年8月22日
■価格(予定): 3,900円(消費税別)
■発売:ナウオンメディア(株)
■販売:ニューズベース
■URL:http://www.nowondvd.net


対訳プロジェクト詳細

本プロジェクトは、映画全編をインターネットでストリーミング配信し、オープン
ソースコミュニティに実際に身を置く人達から仮翻訳の字幕データを改編・修正して
もらう、言わば映画作品自体を「オープンソース化」するという画期的な試みです。
これによって、より正確な解釈・翻訳を実現します。

■期間(予定):2003年4月23日 〜 2003年6月末
■オフィシャルサイト:日経BP BizTechサイト内

■ストリーミング形式:Real Media Format(64/128/300kbps) 
PaSaTaを適用し、広告付き無料配信
■方法:参加者は、仮翻訳された字幕データファイルをダウンロードし、字幕付ストリーミング映像を見て、より良い対訳をポスト。最終的にポストされた対訳の採否を図り、最終日本語字幕を作成しDVDに収納。

翻訳者:長野弘子/Hiroko Nagano
ジャーナリスト、『シリコンアレーの急成長企業』(インプレス刊)著者。
熊本大学法学部卒業後、東京の雑誌社で2年間働き、1994年に渡米。ニューヨーク市立大学を卒業し、1996年からニューヨークのオンライン出版社で日本向けITニュースの編集長を務める。1998年に独立し、『Hotwired』、『iNTERNET magazine』ほか多数の雑誌に記事を掲載。その他、ヤフーの内部を描いた書籍『ヤフー伝説--INSIDE Yahoo!』(英治出版)、オープンソース運動のドキュメンタリー映画『レボリューションOS』の翻訳を担当。


『REVOLUTION OS』について
『REVOLUTION OS』はマイクロソフトに代表されるソースコードの未公開のソフトウェア開発に対抗しGNU/リナックスとオープンソース運動を始めたハッカー達のインサイドストーリーである。

マイクロソフトはGNU/リナックスの存在を恐れはじめている。2001年6月1日、マイクロソフトのCEOスティーブ・バルマーは「リナックスは知的財産にかかわる全ての分野で癌のようなものだ。」と発表したが、GNU/リナックスとオープンソース&フリーソフトウェア運動はマイクロソフト型の生活から人々を解放し始めた。

『REVOLUTION OS』はシリコンバレーにてシネスコープ35mmフィルムで撮影。リナックスに関わるキーマン達のインタビュー、またどのようにしてリナックスがマイクロソフトに対抗する強力な存在に発展していったかを映し出している。

『REVOLUTION OS』ではライナス・ト−バルズ、リチャード・ストールマン、ブルース・ペレンズ、エリック・レイモンド、ブライアン・ベーレンドルフ、マイケル・ティーマン、ラリー・オーガスティン、フランク・へッカー、ロブ・マルダのインタビューを収録。

『REVOLUTION OS』は米国のHewlett-Packard、IBM、Ogilvy & Mather、OSDN、Dreamworks Animationといった企業に社内上映用として貸し出された。また、South by Southwestフィルムフェスティバル、アトランタフィルム&ビデオフェスティバル、ボストンフィルムフェスティバル、デンバーインターナショナルフィルムフェスティバルなど多数の映画祭で上映、そしてサヴァンナフィルムフェスティバルとクドゥズフィルムフェスティバルで最優秀ドキメンタリ−作品賞を受賞している。


【J・T・S・ムーア監督プロフィール】
ドキメンタリ−フィルム『REVOLUTION OS』はJ・T・S・ムーアの初長編監督作品である。アトランタに生まれロサンゼルス在住のムーアはスタンフォード大学歴史学部を卒業後、南カリフォルニア大学の映画/テレビ学部で芸術修士の学位を取得。米ウォルト・ディズニー社でシナリオライターを務めた経歴をもつ。ムーアの前作『Shooting Creek』は南北戦争を扱ったアクション映画であり、テルライド映画祭で上映、Startz-Encoreとライセンス契約を結ぶ。

【キャスト&スタッフ】
ライナス・ト−バルズ、リチャード・ストールマン、エリック・レイモンド、ラリー・オーガスティン、ブルース・ペレンス、マイケル・ティーマン、ブライアン・ベーレンドルフ、フランク・へッカー、クリス・ディオボナ、ニック・モフィット、ダニ−・バーンズ、ロブ・マルダ、GUN/ストールマンズ、マーク・メ−リン

脚本、監督、製作、撮影、編集:J・T・S・ムーア
音楽:クリストファー・アンダーソン・バゾ−リ
ナレーション:スーザン・エガン
音響:スティーブン・バリック

【テクニカルインフォメーション】
規格:35mmフィルム/カラー
音声:ステレオ
アスペクト比:2.35:1
全編:85分

【出演者プロフィール】
ライナス・ト−バルズ
1991年21歳の若さでフィンランドのヘルシンキ大学に在学中、リナックス・カーネル(UNIXのようなOSを統括したシステム)の設計をする。

リチャード・ストールマン
UNIXのようなOSでプログラムやそのソースコード自由に共有できるOSを開発するため、1984年にGNUプロジェクトを創設する。また、知的財産を自由に共有する運動、フリーソフトウェア運動の指導者となる。ストールマンの哲学と技術はリナックスとオープンソース運動の基礎となった。

ブルース・ペレンズ
『オープンソースの定義』の著者でヒューレット・パッカード社でオープンソースの
システム開発にかかわる。

エリック・レイモンド
オープンソース運動を世間に認知させ社会学的定義をした『伽藍とバザール』の著
者。

ブランアン・ベーレンドルフ
アパッチウェブサーバーの協同制作者。『アパッチ』は世界でもっとも広く使われて
いるサーバーで、市場の約60%はこのサーバーを使用している。『アパッチ』はリ
ナックスで最初の重要アプリケーションとなる。

マイケル・ティーマン
ティーマンはGNUプロジェクトの技術とフリーソフトウェア運動の原則に基づいた最
初の企業『シグナス・ソリューションズ』を1989年に設立。現在、ティーマンはリ
ナックスシステムを使った優良企業『レッドハット・ソフトウェア』の最高技術責任
者を勤める。

ラリー・オーガスティン
リナックスOSを提唱し、リナックスとオープンソース運動を推進した企業、『VAリ
ナックス・システムズ』の共同創設者。『VAリナックス・システムズ』は1999年12月
9日IPO公開時に最も高価なIPO株となり1株299ドルを記録した。現在の株価は1株1
ドル前後である。

Posted by hiroko at April 21, 2003 02:47 PM | TrackBack
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