今日はBIGLOBEの新しいブログサービスのプレスカンファレンスに行く予定だったが、締め切りが終わらずに結局午前中は家に缶詰状態。午後から、Maskinと一緒にNetYearで打ち合わせ。途中から、宇都宮の餃子の話で盛り上がった。なんでも、地元っ子は「みんみん」には行かないらしい。
その後は、音楽データベース『CDDB』を運営しているGracenoteの渋谷のオフィスに行った。米国のGracenoteで働く友人のBrianが日本に出張で来ていたので、近くでお茶をした。
先週の土曜日にICCでCreative Commonsのシンポジウムが開催され、そのときパネリストの1人だったJoiさんがCDDBのカウンターカルチャーとしてMusic Brainzというウェブサイトの話をしていた。その話をすると、Brianは「FreeDBやMusic Brainzはぜんぜん脅威じゃないよ。だって、企業は正確な情報を求めているからね」と答えた。
カーステやMP3プレイヤー、HDDレコーダーなどの家電やガジェット自体に音楽データベースを埋め込むビジネスなので、その情報が正確かどうかが重要になるとのこと。あと、「MusicID」というフィンガープリント技術に関しては、曲の一部であっても、Gracenoteのサーバーに送れば、すぐに曲名などの情報を割り出してくれるという。韓国ではすでに、このサービスが導入されているとのこと。それよりびっくりしたのが、Brianが香港に6年も住むことになったきっかけが、旅行に行ってそのまま住み着いたということ。
昨年ちょっと頼まれてCDDB関係について調べたことがあります。正確にはGracenoteの親会社Escientについてでしたけど。そのEscientは昨年D&M Holdings (実は日系のDenon & Marantz)に買われて、さらにD&Mに出資してる大口はRipplewood Capitalだったり、大きい魚が小さい魚をのみこんでるみたいな感じ。
で、それは置いといて、CDDBがどのようにGracenoteになったかを調べていてGoogleしたら、uglyな話が沢山あってびっくりしました。CDDBは元々音楽好きなユーザーたちがボランティア的に入力してできあがっていったのですが、そこにGracenoteがやってきてCDDB全部の使用権を独占して有料サービスにしてしまったようなのですね。そこで、怒った人たちはCDDBを捨ててFreeDBなど他のものを立ち上げたという話の展開になったらしい。
ちなみにMusicBrainzは、音楽フィンガープリンティングの技術から始めたようなので、そこはGracenoteのMusicIDより少し早かったようです。さらにRDFにしてセマンティック・ウェブに対応させようという発想です。
CreativeCommonsのRDFアーキテクトでもあるAaronが書いた記事が参考になります↓
http://logicerror.com/musicbrainzArticle