今日は、英治出版の原田さんと、Maskinとブログ本の最終的な打ち合わせをした。1年がかりのブログ本がようやく今月末か来月頭には出版できそうな予感。締め切りが伸び伸びになってしまって、原田さんにはご迷惑をかけてしまった。
打ち合わせの後、Maskinと渋谷のお店で夕食を食べながらいろいろ話していたけど、技術系やネット業界ではない人達に、いかにブログを始めてもらい、ブログの面白さを分かってもらえるかが重要だねという話になった。キャッツ★レポの調査によると、日本でのブログの認知度は6.3%、さらに、ブログを知っていると答えた人のなかで、開設経験があるのは14%という数字だから、まだまだ少ない。今年に入り、大手のサービス事業者も軒並みブログホスティングサービスを開始したので、本格的な盛り上がりは今秋以降だという予測をする人が多いけど、実際のところはどうなのだろう?
あとは、ブログを続ける動機づけが、他者との会話やコミュニケーションというよりも実は「注目されたい」「グーグルの検索結果で上位にランクインされたい」という欲求から来ている部分も大きいのではないかという話をした。Maskinは、「自分を知ってもらいたい」という欲求もコミュニケーションの一種だというが、実際には「自分が見られていないと不安」「誰かとつながっていないと不安」といった不安感や焦燥感から続けている人も多いのかもしれない。
「The Trueman Show」のように、プライバシーをはぎ取られて、自分の一挙一動を公開されることは、恐ろしい監視社会の到来を予感させると同時に、見られることで自分の存在感を確かめているような現代人のぜい弱な利己心もかいま見せているような気がする。「Reality Show」が人気なのも、視聴者が「自分もこうやって見られていたら、どうしよう?」と思うからなのではないだろうか。言葉を替えれば、こうした偶有性があるから、人は他人の行動に関心があるのだとも言える。
Posted by hiroko at April 1, 2004 11:18 PM | TrackBack