September 01, 2004

ネットオークションをめぐる知的財産権の攻防-3

 CNET Japanの特集記事「ネットオークションをめぐる知的財産権の攻防」の第3回:敵対か恊働か--新たな協力関係を目指してが今週掲載された。

 ちょうど原稿を書いていたとき、不正口座の売買を行っているWebサイトをヤフーの検索結果に表示しない措置を取っているというニュースを読んだ。

警視庁が先月、国内の検索サイト運営各社に対し、不正口座のほか、偽造した健康保険証、架空名義人の携帯電話などの売買サイト、健康保険証の偽造方法などを紹介しているサイトについて、検索結果を表示できなくする措置を講じるよう文書で要請。同社がこれに応じた。

 現在のところ、架空口座の売買を取り締まる法律がないとのことで、この措置を取ったという。選択肢がほかにないことは分かるが、逆にこれらのサイトが地下にもぐってしまう危険性はないのだろうか。ネットオークションの場合は、海賊版商品を示す隠語を使った出品ページを取り締まると、次々と新たな隠語が生まれており、それを追いかけるだけで精一杯の状態。さらに、最近では掲示板やほかのウェブサイトを使って示し合わせることで、Yahoo!オークションの出品ページには何の隠語も使われていないのに海賊版だと分かって購入する人達がいるという。だから、ACCSのスタッフも2ちゃんねるの関連スレには常駐しているとのこと。おとり捜査もあるのかな?

 ちなみに「架空口座」で検索すると、ヤフーでは架空口座販売サイトは出てこないが、グーグルではトップにいろいろ凄いサイトが登場する。それにしても、オレオレ詐欺に使われることを知りながら架空口座を売った人は、幇助罪に問われないのかという疑問も残る。

Posted by hiroko at September 1, 2004 02:58 PM | TrackBack
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