
クリスマスとお正月は、バージニア州のウィリアムスバーグで過ごした。バージニアは一応南部だからそこまで寒くないだろうと思ったら、着いた日は吹雪の翌日で、雪がかなり積もっていた。NYよりはまだマシだが、東京よりもかなり寒かった。
ウィリアムスバーグは、18世紀当時の町並みや生活をそのまま再現したオープン・ミュージアム「コロニアル・ウィリアムスバーグ」で有名だ。ここは、米国がまだイギリスの植民地だった頃の首都で、首都が移転したあとは廃れる一方だった。しかし、大富豪ロックフェラー氏の援助により、残っている家屋をすべて買い取って改築できないようにし、巨大な歴史博物館として生まれ変わったのだ。
町のなかでは、人々が当時の生活スタイルを維持したまま住んでおり、英国風のガーデンにも当時の木々、当時の園芸スタイルが踏襲されている。また、歴史家であり、演劇のプロでもある俳優が、トーマス・ジェファーソンやパトリック・ヘンリーに扮して演説を行う。「独立宣言」で有名なジェファーソンの演説を聴いたが、理想主義で、本人は奴隷を300人近く所有していたにもかかわらず、「奴隷制度には反対」だと言っていた。その理論武装に15分ほど時間を費やして語っていたが、私には納得できるものではなかった。要約すると、奴隷のほとんどは生活能力がないので、解放されると逆に困ってしまうので、一人前になるまで白人の庇護が必要だというもの。
時代背景もあるので差し引いて考えるべきだが、その後、数人で話していたとき、「ほとんどの奴隷は、思いやりをもって扱われていたし、よい人間関係ができていたんだよ」と言われて複雑な気分になった。ネイティブの虐殺に関しては、何の言及もなかったし、都合のいい部分だけを強調しているように感じた。

「コロニアル・ウィリアムスバーグ」の町並み。18世紀当時の町並みや生活をそのまま再現している。

英国領バージニア植民地の首都として栄えていた当時の様子がうかがえる。

1720年代に完成した総督公邸。植民地時代はイギリスの代表者である総督が住んでいた。その後、州知事のパトリック・ヘンリー、トーマス・ジェファソンの官邸として使われたが、火災で焼失する。現在の公邸は1931年に復元されたもの。

英国旗がいたるところに。

移動は自動車ではなく馬車で。電気もまだないので、ランプやキャンドルを使っている。

家屋やドアなども当時そのままの建築スタイルとのこと。シアトルに住んでいた頃の家とほとんど変わりないようにも見える。。

当時からあるカツラ屋、お菓子屋さんなどが営業している。当時は男性は頭の毛をすべて剃り、カツラをつけていたそうだ。
Lami, do you have a Japanese version of the U.S. Constitution?
Posted by: ritchie at January 7, 2005 03:18 PM