
昨年6月に惜しまれながら世を去った”ソウルの神様”、レイ・チャールズ。その彼の伝記映画「Ray/レイ」の日本公開がいよいよ来週に迫った。私にとっては2004年のベストとも言えるこの映画、ぜひ1人でも多くの人に見てほしい。2時間半以上の長い映画だが、何度観ても泣ける。それに、ジェイミー・フォックスの演技はまるでレイが乗り移っているかのような迫力。コメディアンの頃の印象が強かったジェイミーだが、ピアノに歌、さらに役者としても素晴らしく、これから大物俳優になること間違いなし。
今回は、レイの魅力について、ピーター・バラカン氏にインタビューした。渋谷のNHK放送センターで収録だったので、その後、近くのスターバックスで取材。著書『ソウルのゆくえ』を書いたバラカン氏、さすがソウル・ミュージックに造詣が深く、話がどんどんブルース、ゴスペルにまで遡る。一緒に歴史を追体験しているような気分だった。レイ・チャールズのポピュラー・ミュージックに与えた影響は、やはりとてつもなく大きい。また、レイだけの話ではなく、ジェームス・ブラウンやサム・クックの面白いエピソードもいろいろ話してくれた。JBは若い頃から悪ガキで、自動車を盗んで刑務所に入り、その刑務所でゴスペル・グループを結成、刑務所を出たあとでデビューしたそうな。さすがファンク界のゴッドファーザー!

レイのオススメCDは、ディスコグラフィーをチェック。また、レイの遺作となった「ジーニアス・ラヴ 〜永遠の愛」には、ノラ・ジョーンズ、エルトン・ジョン、B.B.キング、ウィリー・ネルソン、ナタリー・コールほか、様々なジャンルのトップ・アーティストが参加している。この参加アーティストのインタビュー映像も掲載。ノラ・ジョーンズの一番好きなアルバムが「モダン・サウンズ・イン・カントリー&ウェスタン・ミュージック」というのが、渋い。。
FYI:
第47回グラミー賞で、「Ray Charles」が主要3部門中の2部門を受賞。
「年間最優秀アルバム」
Album of the year:
Genius Loves Company / Ray Charles & Various Artists
「年間最優秀レコード」
Record of the year:
Here We Go Again / Ray Charles & Norah Jones
下記と合わせ「8部門」受賞
Best Pop Collaboration With Vocals:
Sorry Seems To Be The Hardest Word / Ray Charles & Elton John
Here We Go Again / Ray Charles & Norah Jones
Best Pop Vocal Album:
Genius Loves Company /Ray Charles & Various Artists
Best Gospel Performance:
Heaven Help Us All / Ray Charles & Gladys Knight
Best Instrumental Arrangement Accompanying Vocalist(s):
Over The Rainbow / Ray Charles
Best Engineered Album, Non-Classical:
Genius Loves Company
Best Surround Sound Album:
Genius Loves Company