
シックス・アパートのサイトで、「あなたの、We[love]blogについて教えて下さい!」キャンペーンをやっているので、私も参加。
この機会に、久々にブログについて考えてみた。
まず、私が最初にブログのことを知ったのは、2002年初めだった。米国人の友人と話していて面白いサービスがあると教えてもらったんだけど、彼は2003年には1IMCという世界初のモブログ会議を東京で開催した。あの当時は、エンジニアを中心にブログが流行っていた程度で、ビジネスブログはほとんどなくこれから仕掛けていくといった時期で、何かが新しく始まる特有の熱気のものがあった。
一方、すでにインプレスや翔泳社でブログ本の企画が進んでおり、IT系の人達は名前だけは聞いたことがあるという状況だった。「dSb :: digi-squad*blog」は、当時のMovable Type(日本語化パッチのやつ)をインストールしてちょこちょこと手を加えているので、アップグレードしたくても怖くてできない。先日、シックス・アパートの関さんにその話をしたら、「いや、僕もそう思っていたんですけど、できますよ〜」と言われた。個人ライセンスパックでもう一度挑戦してみようかな。
そんな感じで、ブログをやり始めてからはや2年。気づいた点は、以下の通り:
1) 自分で書いた記事を検索するとき、以前は自分のパソコンのハードディスクを検索していたが、現在は自分のブログを検索するようになった。エントリーには、原稿だけではなく取材時の感想なども書かれているので、そのときの雰囲気を思い出してきて、思わぬ記憶がよみがえることがある。もちろん、デスクトップ検索やSpotlightで情報検索は便利になったけど、最近はWeb上で見る自分の日記や文章に慣れてきたので、ブラウザを通しての検索のほうがラクになりつつある。知り合いとのやり取りも、メールが主流だけど何かのプロジェクトのときにはWikiやブログ、SNSを使う場合がどんどん増えている。私にとってのブログとは、単なる情報発信のためのツールではなく、自分の思考を検索可能にするツールとも言える。
2) コメントとトラックバック機能はブログのブログたる所以で、発信地はさまざまだが、特定トピックに関する情報がひとつの糸のようにつながって見える。ブログでは、SNSのように自分と似たような趣味や感性を持った人々が自然に結びつくというよりも、何を考えているのか、何が言いたいのかが重視されると思う。もちろん、SNSの日記へのコメントや2chぽいコメントが続くブログもあるので一概には言えないが、私がいつも読んでいるブログの場合は、下手な雑誌を読むよりも余程タメになる。ということで、あくまで私が読むブログに限定してだが、最新情報が集まるエッジな場所と言える。
3) ブログのビジネス利用に関して、多くの企業がブログを社内コミュニケーションやPR、マーケティングなどに利用し始めている。これまでも企業の透明性・情報公開、社会的責任が重要だという話は繰り返されてきたが、ブログなしにはここまで進展しなかっただろう。ニフティの古河社長を筆頭に、数々の社長が始めたブログの影響は、きわめて大きいと思う。ブログは、企業の体質を変える!と言うのは大袈裟だろうか。
Posted by hiroko at August 2, 2005 02:02 PM | TrackBack