September 20, 2001
MACWORLD Expoレポート
今、一番イケてるアップルの一大イベント
MACWORLD Expo/San Francisco
文:長野弘子
1月5ー7日まで開催されたMACWORLD Expoでは、Power Mac G3の新機種「Yosemite」と5色のiMacが新登場し、話題を集めた。Yosemiteは最速400MHzのG3プロセッサ、100MHzのシステムバス、最大128MHzのDRAM、USBポートと Firewireポートを各2基備えたプロフェッショナル向けシステムで、ビデオ編集や3Dゲームプレイに最適である。
また、iMacは266MHz G3プロセッサ、32MB SDRAM、6GB HDD 、56Kモデム、2基のUSBポートが搭載され、価格は以前のモデルと同様の $1199。両マシンともにモデムやプリンタポートなどのシリアルポートが搭載されておらず、そのためエキスポのメインはFireWireやUSB対応デバイスに集中した。
Mac対応のUSBデバイスは現在100種類を超え、ストレージ、プリンタ、スキャナを始め、USBハブ、ジョイスティックなどが会場のあちこちで見られた。Mac用のFireWireデバイスは20種類ほど出ており、ソニー、Kodak、キヤノンなどからデジタルカメラやビデオが展示された。その他、新たなMac OS Xと、これをベースにしたMac OS X Serverも発表された。(99/1/7)

フルーツをイメージした5色の新iMac。それぞれ、Lime、Strawberry、Blueberry、Grape、Tangerineの名前がつけられている。

FireWire対応のCanonのデジタルビデオ「OPTURA MiniDV」

会場の近くを走るiMacバス。そこで記念撮影を行う来場者たち。
家電系の一大祭典CES開催、ホームネットワーキングがいよいよ現実化
文:長野弘子
1月7日から10日までラスベガスで開催された消費者家電のトレードショー「CES」では、1800社以上の出展企業がホームネットワーキング、DTV、インタラクティブTVなどの最新製品を展示した。初日の基調講演では、米Sony ElectronicsのHoward Stringer会長兼CEOが「すべての電化製品がネットワークにつながるようになるためには企業間の協力が必要だ」と語り、この例としてJavaベースのホームネットワーキング技術「HAVi」をあげた。
一方、Microsoftもこれに対抗し、Windows 2000をベースにした「Universal Plug and Play(UPnP)」イニシアチブを発表した。また、InnoMediaの「InfoAccess」、ShareWaveの「Falcon」などのPC間、PC-TV間のネットワーキング製品、TV番組の放送中に一時停止が行なえるインタラクティブTVにも人気が集まった。Replay Networksの「ReplayTV」、新たなWebTVがこの分野に入る。さらに、Gatewayの「Destination XTV」など、PCと家電の融合製品も会場のあちこちで見られた。(99/1/13)

ShareWaveのレファレンスデザイン「Falcon」:PCとTVをワイヤレスで結ぶことにより、PCのマルチタスク機能を応用してTVにPCと同様の機能を持たせることができる。

「ReplayTV」:録画したい番組をクリックするだけで、自動的に好きな番組だけがボックス内のハードドライブに保存される。3月の発売予定。

「WebTV」の新セットトップボックス:EchoStarとの提携により、TV番組の8時間記録、TV番組の一時停止が可能。ただし、録画機能に関しては最初の発売段階では使えない。
September 18, 2001
COMDEX/Fall'98レポート
文:長野弘子
・COMDEX/Fall'98 注目はAMD K7&Office2000。ビデオチップもアツイぞ! (98/11/18)
・COMDEX/Fall'98 in ラスベガス:パソコンは個人のライフスタイル優先に(98/11/17)
CompaqのEckhard Pfeiffer社長:『戦略ITパートナー』として生まれ変わる

CompaqのEckhard Pfeiffer社長兼CEOは、Comdex/Fall '98初日の基調講演で、同社が単なるハードウエアメーカーから「戦略ITパートナー」として大きく変貌を遂げるという展望を語った。また、先週発表されたPC直販プログラム「DirectPlus」に関して「直販と非直販のハイブリッド」の強味を強調した。さらに、56Kモデムの25倍の速さを実現する、ADSL標準「G.Lite」対応の「Compaq 1.5Mb Max Digital」モデムが内蔵された「Internet PC」シリーズを発表し、消費者市場への高速インターネットアクセスの普及に一層力を入れることを明らかにした。
OracleのLarry Ellison会長、「Raw Iron」でOSは不要

16日、Comdex/Fall '98の基調講演を行なったOracleのLarry Ellison会長は、インターネットデータベースの「Oracle8i」を中核とした新たなサーバプロジェクト「Raw Iron」を発表した。これは、インターネットビジネスサーバのOEMや顧客向けパッケージであり、同氏によると「Raw Ironは、Windows NTの3200万行もの膨大なコードを完全に不要にする」という。また、MicrosoftのSQL Server 7.0とOracle8iを比較し、データベース市場でのOracleの絶対的な優位を改めて強調した。
IntelのCraig R. Barrett社長、ジョークの才能を発揮

17日のComdex/Fall '98基調講演で、IntelのCraig R. Barrett社長兼CEOは、米人気番組「Politically Incorrect」をもじった「Technologycally Incorrect」ショーのパネリストとして登場した。同氏は「PCの普及は、子供を持つ家庭に支えられている。我々は(年寄りの)君たちが死に絶えるのを待っているのだ」とジョークを放ち、会場を沸かせた。また、Microsoftの訴訟問題に関する直接的な意見は語らなかったものの、「政府の介入は避けるべきだ」とコメントした。
September 17, 2001
Java Business Expoレポート
会場ではさまざまなJava家電が登場
文:長野弘子
ニューヨークで12月8日から10日まで開催されたJavaの展示会「Java Business Expo」では、約250社の企業が最新Javaツールやアプリケーションを出展し、Javaコミュニティが確実に広まりつつあることを実感させる展示会となった。
初日に行われたSun Microsystems主催のイベントでは、Javaソフトを短期間で開発できる「Java 2」(JDK 1.2から改名)が発表された。また、これに伴い、JavaソースコードをSunから無料でダウンロードして自由に修正でき、Javaを製品化する場合にのみSunにロイヤルティを支払うという新たなライセンスモデルも発表された。
9日には、Sunの新技術「Jini」を使用してTVから家電製品を操作するデモも行なわれた。Jiniは、デバイスに「エージェント」を組み込むことで、ネットワークにつながったどのPCからでもデバイスを動作させることができる技術。家庭用ネットワークでも使用できるJiniの正式発表は来年1月25日の予定。
会場では、様々なJava家電を展示したSunブースに人気が集まった。小型デバイス用JavaOSの「PersonalJava」を搭載したTV/WebセットトップボックスやWeb電話の他、同社のNC「JavaStation」を使用した銀行窓口システムやPOSシステムなど、Javaシステムの幅広い使用法も提示された。
会場にいたJava開発者に意見を聞くと、「Java開発はJava 2により大きく成長する」という。クロスプラットフォームのJavaソフトやJava家電が家庭に普及する日も近いかもしれない。(98/12/14)

「Java 2」を使用した金融アプリケーションのデモ。

「PersonalJava」が搭載されたAlcatelの「Internet screenphone」








