September 21, 2001
【windows start-1997年1月号】
文:長野弘子
●ヤンキーズ優勝でインターネットも盛り上がる
今年のワールド・シリーズで18年振りにヤンキーズが優勝し、ニューヨークはここ近年にない盛り上がりを見せた。10月29日にはシティ・ホールからのパレードに350万人ものニュヨーカーが集まり、ダウンタウンの都市機能は一時停止した。Newsday Comでは、ヤンキーズ・サイト(http://www.newsday.com/yankees.htm)を設け、ファンの集いコーナーも用意している。また、スポーツ専門サイトSports Network(http://www.sportsnetwork.com/home.html)でも、米国のスポーツ情報がチェックできる。
●Sun、Javastationを含む新NC構想を発表
Sun Microsystemsは、10月29日ニューヨークでJavastationを含む新NC構想の記者会見を行った。これにより安価なコンピュータ・ネットワーキングが実現する。日本のジャーナリストも20人程招待しての記者会見の中SunのCEOであるScott McNealy氏は、Javastationの出現によりMicrosoftは危機感を抱いてコンテンツ事業に力を入れ始めたと語った。今米国のコンピュータ業界で一番話題のJavastationは、Sunサイト(http://www.sun.com/)で見れる。
●DVDでブートレグ対策について合意
高画質で大容量のコンテンツを簡単に記録できるDVDは、著作権問題でその発売が遅れていた。しかし、10月29日にTime Warner Inc.のWarner Home Video部門と家電企業数社が著作権保護協定を結び、何とか今年末の発売にたどりつけそうだ。具体的には、強力なセキュリティ・システムをDVDに付加しコピー防止に力を入れることを、IntelやSony、Philips、MatsushitaやToshibaなどDVD製造企業が受け入れた。
【windows start-1997年2月号】
文:長野弘子
●ビル・ゲイツ、世界テクノロジーサミットの開催を発表
マイクロソフトのビル・ゲイツ会長は、世界中の大手企業のリーダー約100名に向け、「世界テクノロジーサミット」の招待状を送った。同サミットは、来年5月7日〜9日にシアトルのフォーシーズン・ホテルで行われ、ディナー・パーティは50億円相当のゲイツ氏の別荘で行われる。このイベントの共同主催者は元米大統領候補のスティーブ・フォーブス氏で、同氏は雑誌「フォーブス」の編集長でもある。招待者の名前はフォーブス氏以外には明らかにされていないが、出席者の約30%〜40%は外国からの招待客だという。マイクロソフトのジム・デニーク広報担当は「同サミットは、マイクロソフトが世界的な規模で技術変化に関する対話を行う初のイベントとなる」と語った。
●ケーブルモデム、次世代インターネット・ネットワークとして注目
ケーブルテレビのネットワークを使ってインターネット・アクセスを行うケーブルモデムは、電話回線モデムに較べ、10Mbpsという350倍以上も高速なデータ転送ができる画期的なモデム。ケーブルテレビ加入者は、テレビをケーブルボックスにつなげるのと同じ要領でPCをケーブルモデムにつなぎ、それをケーブルテレビのネットワークにつなげるだけでインターネットアクセスができる。また、月々の使用料が平均50ドル以下という安さから、次世代インターネット・ネットワークとの期待も高い。TCI系列の@homeは、カリフォルニア州サニーバレーでケーブルモデムを使ったインターネット・サービスを実際に開始、好評を得ている。今後はボストンでも商用化される。
●ディレクTV、国際的な通信衛星放送サービスに乗り出す
米国で一番有名な通信衛星放送サービス会社のディレクTV(http://www.directv.com)は、今年の終わりにディレクTV・グローバルという新部門を設立し、国際進出を本格的に開始する。同部門は、日本のディレクTV・インターナショナルや米国のディレクTVを統括し、デジタルでの情報伝達媒体として将来期待されている通信衛星放送サービスの国際的な技術サポートを行う。ディレクTVでは、ヨーロッパ市場、日本を中心とするアジア市場、また南米市場などを含む、通信衛星放送サービスの世界的な市場拡大に特に力を入れている。日本では現在、ギャレス・チャン社長率いるディレクTV・インターナショナルが、来年秋のサービス開始に向け準備をしている。
【windows start-1997年3月号】
●NBAのゲームが、ウェブサイトからライブ中継
スターウェイブとNBAは、NBAゲームをすべてライブ中継する契約を結んだ。スターウェイブでは人気スポーツサイト「ESPネット・スポーツゾーン」(http://espnet.sportszone.com/)や、NBAの公式ウェブサイト(http://www.nba.com/)も作っており、ライブ中継はNBAの公式サイトから流されることになる。RealAudioの2.0以上で、サイバー放送を楽しめる。これに対して、他の人気スポーツサイト「スポーツラインUSA」(http://www.sportsline.com/)では、ビデオソフト開発大手のVDOネットと協力しライブビデオ中継を開始すると発表した。この発表に対しスターウェイブ側では、ゲームのビデオ放映権を取得するのは困難なので、「スポーツラインUSA」のゲームのライブビデオ中継の実現は難しいとしている。「スポーツラインUSA」では、ニューヨークのオール・スター・カフェで、その最初のイベントビデオ中継を開催する。
●インターネット・ワールドでマイクロソフトのブース、人気を集める
12月11日から13日までニューヨークで開催されたインターネット・ワールドは、去年に比べ参加企業も2倍以上という盛況振りを見せた。IBMのルー・ガストナー(Lou Gerstner)会長兼CEOがオープニングの基調講演を務め、インターネットの急速に発展した歴史を熱を込めて語った。また同氏は、インターネット上での商取引が将来のビジネスの決め手になると語り、それに対応したネットワーク構築の重要性を訴えた。参加企業の中では特に、マイクロソフトのブースが人気を集めた。同社ブースでは、HTMLを書かずにウェブページが作れるソフト「フロントページ97」を先着500名に無料で配っており、そこだけ長い列ができていた。
●BBN、テレビ同様の高画質ビデオ放映を可能に
インターネット・プロバイダー最大手のBBN(http://www.bbn.com)は、RSVP(リソース・リザベーション・プロトコル)技術を使った業界初のインターネット・サービスを始め、話題を呼んでいる。BBNではメディア新企業のWBNのために同技術を使ったネットワークを構築し、テレビ同様の高画質を誇るビデオ放送をインターネット上で実現した。BBNのボーン・ハリング広報担当は「今後、RSVP技術はアメリカでも標準化される方向性だ」と語り、インターネットでのビデオ放送時代の本格的な到来を告げた。
文・長野弘子
日本のお正月が恋しくなる頃、会社の同僚のお母様から送られてきた お餅には感動!会社の電子レンジで温めたお餅は餅というよりはパンケーキ のように伸びていたけれど、とてもおいしかった。
【windows start-1997年4月号】
●アメリカのウェブ出版にかげりが
インターネット熱がまだまだ続くアメリカだが、ここ数年ウェブ出版の業績が思わしくない。たとえば、TBS系列の「ターナー・ネットワーク・テレビジョン」では1年前からウェブジン「Spiv」を発行し、映画、音楽、ファッションなど最先端の情報を紹介していた。しかし、その半年後には広告収入の伸び悩みが影響し、映画情報を提供する「Rough cut」(http://www.roughcut.com/)のみに同サイトは縮小された。これは、買収先のタイム・ワーナー制作によるテレビ番組と同名のもの。ほとんどのウェブ出版会社では業績が悪化しており、関係者は広告収入の伸び悩みの他にも、魅力的な画面作りが技術面でまだまだ不可能なことなどを低迷の理由としてあげている。
●マイクロソフト、 学校教育でのインターネット導入に向け協力
去年の9月、クリントン米大統領は全米の学校を情報スーパーハイウェイでつなぐという新構想を発表した。それ以来、シリコンバレー企業の集まった団体「スマートバレー」が学校システムのために寄付を行うなど、コンピュータ産業と政府の提携計画が相次いだ。この構想をサポートするためマイクロソフトでは、生徒はもちろんのこと教師や両親も楽しめる「エンカータ・スクールハウス」(http://encarta.msn.com/schoolhouse/default.asp)というサイバー学校を開校した。同校のいろんなクラスルームに行けば、科学者や歴史学者にEメールで質問もできる。またマイクロソフトでは、全米図書館協会(http://www.ala.org/)に3億円を寄付し、9つの図書館に同社コンピュータなどのネットワーク設備も提供している。その他、グローバル・スクールネット基金と協力してオンラインでの教育用コンテンツの充実を図るなど、学校教育でのインターネット導入に向け力を入れている。
●オンライン・サービスの問題点
無料のディスクを配って「お試し期間」として簡単に入会できるオンライン・サービスが、アメリカでは問題となっている。アメリカ・オンラインでは、無料登録の際にクレジットカードの番号を聞かれるが、無料「お試し期間」の期限が切れた後に、自動的にそのカードから料金が引かれているケースが続発した。サービスを止める際には電話をかける必要があり、電子メールではキャンセルの手続きができない。ちなみに同様のオンライン・サービスを行っている大手のコンピューサーブやマイクロソフト・ネットワークでは、電子メールでのキャンセルも受け付けている。
文・長野弘子
氷点下の続くニューヨークでは、道を歩く時には帽子が必需品になる。ニューヨーカーは、ニットキャップや毛皮の帽子、ライダース用の帽子などをよくかぶっている。なかには覆面マスクやマチコ巻きなども見かけるが、一番新鮮だったのは、私が小学校の頃よくしていた耳あてだ。これが結構売れていて、豹柄やボアなど種類も豊富だ。
【windows start-1997年5月号】
●スマートカード、アメリカに上陸
ヨーロッパでは定着しているスマートカードが、アメリカでも本格的に導入されつつある。その主な理由として、インターネット上での電子商取引に伴いデジタル決算の必要性が高まったことが挙げられる。ICチップが内蔵されたスマートカードは、自宅で銀行口座から好きな金額をスマートカードの中に移動できる。そのカードで近所の店でプリペイドカードのように買い物もできるし、オンラインでの買い物もできるという便利なカードだ。しかし、これには専用の機器が必要で、ウェブTVなどには内蔵されているが、それ以外でどこまで普及するかがスマートカード普及の鍵となる。アメリカでは、マスターカードがモンデックスなどのスマートカード技術企業を買収したりして、本格的にその導入体制が整いつつある。
●米証券取引所で、2000年問題企業の株価指数を作成
現在のコンピュータの日付を2桁から4桁に変えるという2000年問題は、アメリカでも大きな問題になっている。この変換作業にかかる費用は、世界全体で約1兆5000億ドルにものぼるといわれている。各社はその対応策に苦心しているが、アメリカ政府でも1998年度の予算で約23億ドルの予算を同政府のシステム変換のために費やすという。この問題を受け、アメリカン株式取引所でも2000年問題関連企業の株価指数を作成する意向を発表した。コンピュータ・アソシエイツやバイアソフト、ジーテルなどを始めとする18社の企業がこの株価指数の対象となる。これにより、業界全体の動きを把握することができ、同企業に対する投資がより有効に行えるようになると見られている。
●スパイク・リー、リアル・ビデオの発表で映画をデモ
プログレッシブ・ネットワークスは、クロスプラットフォームでシームレスな音と映像が楽しめるソフト「リアル・ビデオ」を発表した。同ソフトのニューヨークでの記者会見にスパイク・リーも出演し、彼の製作による3本のインターネット用の小映画をリアル・ビデオを使って披露した。1本目は、イタリア系俳優ジョン・タートゥロ(John Turturro)、2本目は若手人気タップダンサーのセビオン・グローバー、3本目はブルックリンの公立学校を撮ったものだ。リアル・ビデオのベータ版は、同社ウェブサイト(http://www.real.com/products/realvideo/index.html)からダウンロードでき、リーの映画は、「http://www.timecast.com/spikelee/theater/lobby.html.」で体験できる。
文・長野弘子
わさびが嫌いなアメリカ人は結構多いが、なかには何と病みつきになる人もいる。その理由は、鼻づまり。一度冗談で、ワサビは鼻づまりに効くと言ったら本当に試して鼻づまりが解消したという。あの鼻から抜ける感覚に、快感を見いだすのだろうか、私は伝統的な食べ方の方が好きなのだけれども。
【windows start-1997年6月号】
●本格的な音楽ライブサイト「ジャムTV」登場
インターネット上で、ライブやコンサートを放映する音楽ネットワークのジャムTV(http://www.JAMTV.com/)が3月31日から本格的なウェブサイトでの放映を開始する。インターネットでの独立系音楽ネットワークとしては初の同局では、今年は1500件ものロックやオルタナティブ系音楽のライブを予定している。また、その他にもジャムTVでは、インテルの技術提供による「コネクティッドCD」というCD-ROMを提供している。コネクティッドCDには、アーティストのインタビューやリリースされていない歌などの貴重なデータが満載されている。このコネクティッドCDはジャムTVサイトから取得でき、同社サイトと内容もリンクしているので2倍楽しめることになる。
●エクサイト、同社サイトをチャンネル化
人気サーチエンジン企業のエクサイト(http://www.excite.com/?1ag)では、同社サイトをテレビ・チャンネルのようにジャンル別に多チャンネル化するという発表を3月19日に行った。発表によると同社サイトでは全14チャンネルをエンターテイメント、ビジネス、スポーツ、コンピュータ、インターネットなどの人気分野に分け、情報提供を行う。インターネットが普及していくなか、インターネットのビジネスモデルをどこに見いだすか各社模索する中で、テレビ型の広告収入による利潤というコンセプトは定着しそうな気配だ。広告主にとっても、よりターゲットを絞った広告が出せるので、利益になる。エクサイトでは、今年後半には各チャンネルを開局し、将来的にはそれらの局を独立させて運営していくという。
●企業向け電子商取引に関するエキスポ、NYで開幕
インターネット上での電子商取引に関するエキスポ「Internet & Electronic Commerce Conference and Exposition」(iEC)がニューヨークで3月18日から3日間開催された。この中でシリコン・グラフィックス、サン・マイクロシステムズ、またIBMの代表者のパネル・ディスカッションが行われ、インターネットの将来についての討論が行われた。その中で、従来のメディアもインターネットの利点を採り入れつつあるとし、インターネットの影響を受けたテレビのカスタマイズ化などに見られるメディアの融合が顕著な傾向だと結論づけた。同エキスポは、電子商取引やイントラネット技術を導入する計画の企業などを対象としている。また、18日の夜に行われたiEC主催のiECアワードでは、インターネットの父として有名なMCIのビントン・G・サーフ上級副社長が特別賞を受けた。
文・長野弘子
先日オフィスの引っ越しをしたが、2軒隣りのビルに移るだけだったので楽に出来るかと思ったのが大間違い。近すぎてトラックも使えないし、ブロードウェイの裏の道をゴロゴロとカートを押して引っ越しするはめに。最後には道行く人にも手伝ってもらい、何とか終了。
【windows start-1997年7月号】
●1000ドルを切るコンピュータに人気が集中
今、アメリカでは1000ドルを切るコンピュータに人気が集中している。調査機関であるコンピュータ・インテリジェンス(CI)の調査結果によると、コンピュータストアでの売り上げのなかで、1000ドルを切るコンピュータの売り上げが、今年の1月から2月で昨年の約4倍に跳ね上がったという。また1000ドル以上でも、特に1500ドル以内の製品の売り上げが3割も増加し、全体のコンピュータ売り上げの42.6%を占めた。コンピュータの平均価格も昨年は平均1872ドルだったのが、今年2月には1584ドルと大幅に下がった。NCなどの登場もあいまって、アメリカではシン(thin:薄い)・クライアントを求める動きが潮流になりつつある。こうした傾向から、ほとんどの企業では平均価格を下げ、IBMでは昨年から14%、東芝も17%平均価格を下げている。この動きは当分続きそうで、7%しか値引きをしていないコンパックでは、2ヶ月でそのシェアを7.1%も落としている。
●電子メールがウィルスを運ぶ
ウィルスに感染する企業ネットワークがアメリカで急増中だ。全米コンピュータ・セキュリティ協会(NCSA)の調査によると、1996年には北米の大手もしくは中小企業のなんと99.33%がなんらかのウィルス感染を経験している。アンチ・ウィルス・ソフトの使用も13%増加したにもかかわらずだ。年間感染率は、コンピュータ1000台につき406台という。もっとも広がったウィルスはマクロ・ウィルスの「Word.Concept」で、感染したウィルスのうち49%がこのウィルスによるものだった。このウィルスに感染する数は、今年は3倍にも膨れ上がると予測されている。感染経路は、電子メール、ワープロ文書やスプレッドシートなど。企業などでは、不明な電子メールは開けないようにと注意を呼びかけている。NCSAのサイトは、http://www.ncsa.com/。
●ナショナル・ジオグラフィックがCD-ROM版で
アメリカでロングセラーを誇る世界中の自然の写真を掲載している雑誌「ナショナル・ジオグラフィック」が、CD-ROMになった。創刊から現在までの108年間分の雑誌をCD-ROM30枚組にまとめている。マック版もPC版もあり、価格は199ドルで8月には店頭に並ぶ予定。このCD-ROM版では、雑誌の表紙を眺めたり、サーチ機能により好きなものを検索したりできる。また、90年代のみを集めたバージョンもあり、それは40ドルで手に入る。その他にも、「フォト・ギャラリー」と呼ばれる2000枚以上もの写真が収録されたバージョンが35ドルで、これには未公開の写真も含まれる。
文・長野弘子
今年は夏に向けてジョギングでもしようとスニーカーを買いに行ったら、お店の人がすぐに「エア・マックスでしょう?」と言っていろんなモデルを持ってきた。聞くと、日本人ばっかり買いに来るそうだ。ニューヨークに住んでいる人でエア・マックス履いている日本人なんて見たことないが、私が店にいる間に2〜3人の日本人がやって来てエア・マックスを買っていた。聞くと、日本ではエア・マックス狩りなどもあるそう。日本はニューヨークよりも物騒な世の中になってきたのではないかと思った。








